さっぴいの株主優待と長期投資

現物株への投資を中心に、現物保管型純金信託、原油ETF、投資信託などをしています。

優待の実際の使用率はどのくらい?

 底入れしたかどうか、気にはなるけれど、それよりも大事なのはいいものを安く買うこと・・・と個人的に思います。
 底入れしたかどうかは、短期の視点で考えると大いに意味があるけれど、何十年もホールドするのであればあまり意味がない。
 これから10年後くらいに、コロナよりすごい危機が起きるかもしれない。その時とくらべたら、今の株価はまだ高いかもしれない。
 これまで数十年もずっと暴落が起きなかったことはなかったように思います。暴落はマーケットの新陳代謝みたいなもので見えない力によって周期的に起きているのかどうかは知らないけれど、過去に何度も暴落は起きている。

 暴落前の水準まで株価が戻している銘柄もある。今更そういう銘柄を買っても、長期投資の面では妙味はないんじゃないかなあ。

 これまでずっと権利取得してきて直近で売った銘柄。
 買い戻したい気持ちがちょっとあるけれど、決算を見て優待を出している余裕がどれだけあるんだろうと思えるところは買い戻しませんでした。

 優待は出さなくてもいいから、その分の配当を出してくれるといいなと思います。が、そいう言うわけにはいかないですね。
 配当は出すと決めたらその分のキャッシュが必ず必要だけれど、食事券やサービス利用券などの優待券等の場合は使わない人が一定割合いるはず。
 企業は、発行した優待の枚数と実際に使用された優待とを記録して、計算していると思う。

 面倒くさがりの人もいるからオークションや金券ショップ等で転売する人ばかりではないし、転売された優待券だって金券ショップが売りさばけなければ使用されないで有効期限とともに葬られてしまう。
 優待券を使用できる店舗が全国にあるかどうかにもよるだろうけれど、優待の実際の使用率はどのくらいだろう。聞いても教えてくれないだろうけれど、聞いてみたい。
 
 やはり、正常性バイアスが手伝って、春になったから外に出たい気持ちもあり、みんなが徐々に外に出るようになるのではという気がしています。
 人が街に出るのは経済の面ではいいのですが・・・
 自粛の意義は、ワクチンや免疫ができる前になるべく感染を広げないということでは。

 働いているみんなの生活が潤うためには出歩いてほしいけれど、長期的に考えるとちょっと自粛した方がいいんじゃないか。
 揺れ動く気持ち。
 何が正しいかは後になってから分かる。